遺品整理業界で一般的なお見積りの流れ
遺品整理をどこかの業者へ依頼しようと思われたら、まずインターネットで検索をされる事が多いかと思いますが、事前にいくつか業者をピックアップされた上で、いくつか候補を絞り込みされます。
その後、連絡した業者からは、
「ご依頼者様自身で処分する品々を○○点写真に撮り、その写真を送ってください。」と指示を受け、その通りに進めると概算が送られてきます。この作業を複数社分行いまして、まず大体の見積り相場を探ること」が一般的です。
その際、仮見積りを依頼する事業者へは共通の条件を伝える事をおすすめします。時間指定もあり、同じ写真を渡すなど、条件は共通させた上での相見積りです。
仮見積りから本お見積りへ
ネクストでもご希望があれば、写真での概算見積りをお出ししますが、実は、写真を確認しながらの金額査定は大変なことです。ネクストでは基本的に現場から撤去する物量に応じてご料金が上下します。なぜ空間での物量を計算の軸とするかといいますと、お部屋が複数あっても物量が少なければお見積り金額を下げる事ができ、どなたにも公平に料金をお出しできるからです。
事業者様により方針は異なりますが、平面で計算するところもありますので、そうした場合、荷物を横に並べると料金は芋づる式に高くなります。立方メートルで計算する方が、基本的にお安く提供できるのです。
そうした中で、いただいたお写真だけでの査定は、写真で受けるイメージから想像する仮見積りでは、実際の物量とどうしても差分が生じます。ですので実際の現場で、実は高くなってしまうという場合も結構多いのです。
これは、平方メートルで算出する事業者様にとってはさらに大きな誤差が生じるとも言えるのではないでしょうか。
さらに、写真上の荷姿で「幅・高さ・奥行き・重さ」などイメージしながらの算出に加え、搬出方法・人員・車輛台数・積込み場所の確保なども加味されます。それまでに複数社への手配と度重なる連絡を続けた結果、実際の金額と異なる金額を提示されるのは、お忙しいご遺族様に余計に負担を強いることになってしまいます。
通常のネクストのお見積り方法
ネクストでは、上記のようなお手間を取らせずに、お客様の有効な時間で迅速にスムーズに見積りを行う準備が常にできています。ネクストは365日、遺品整理作業を専属で対応する遺品整理士がたくさん所属しています。決められた時間にご訪問し、短時間でお見積りを出させていただき、当日も同じ金額で作業をさせていただきますのでご安心ください。
さらに、常にお忙しくあまり時間がネクストでは鍵を事前に受け取り、見積り査定をさせていただく、ソーシャル見積り制度もコロナ禍から取り入れております。
仮見積書の依頼をする際に気をつけたいポイント
遺品整理を依頼したい現場のお写真を撮影後、いくつか選んだ候補へ「仮見積書」をお取り寄せする際は、複数社から同じように見積もりを依頼されますと、安心です。大体、3社から見積りを出してもらうと、その環境での遺品整理の相場が見えてきます。安すぎるのも、高すぎるのも不安だと思いますが、3社に出してもらえれば、どちらかに近い値段が出てきます。近い金額が揃う金額が相場だということが見えてきて、極端な値段のところは、どこか怪しいと疑う方がいいかもしれません。
【実例】仮見積りとその後
梅雨時期に入り東京都内で大雨の中での作業。
ご依頼内容は、現場の売却も考えていらして、全部屋の家財一式の撤去と基本料金内の合同供養・水廻り全体を含む清掃になります。
御見積もり時、ご依頼者様の説明をいただいている中で故人様に対する想いが込められており、こちらにも強く伝わってきました。その想いを寄り添わせていただく事により、少しでもご尽力できれば幸いです。
さて、同じ条件で「仮見積書」を書面にて提示しなければならない業者様は何社あっただろう。見積担当者としては興味深いことです。
ご依頼者様よりネクストに「本見積もりを現地にてお願いします」と連絡が入りました。
改めて希望日にお伺いし、本見積書を作成・提示させていただきました。結果的には、成約の運びとなり、沢山のお話をしていただきました。弊社ネクストを選んでいただいた理由として「ネクストさん一社のみ明確に書面で提示してくれました」と感謝のお声でした。こちらこそ、有難うございました。
では、他社様はどう対応したのでしょうか・・・・・他社様は、電話での金額提示で「車輛台数・人員・単価・サービス等」が明確でなく、大雑把な仮見積もりだったそうです。遺品整理に携わる一企業として、とても残念でなりません。
「仮見積書」の必要性が今後増えてくるかもしれません。なぜなら、遺品整理・生前整理を考えている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか・・・・・また、依頼するのも時期・時間といったタイミングもあり、お忙しい中での業者選びに時間を費やすこともあるでしょう。
一生のうちでも、一度か二度しか経験することがないからです。それぞれ、問題を抱えている大きさ・想いが違うと思いますが、慌てず、事前相談からでも結構ですので時間を掛けて整理することをお勧めいたします。
今回の作業を無事終えると同時に、想いでの品や貴重品を再発見できたことでご依頼者様より「ネクストさんに頼んでで良かった」と励みになる言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。最後に合同供養の参加を希望されており、故人様も大変喜ばれることでしょう。
ネクストでは、ご依頼者様の視点に立ったサービスの向上と「安心感・信頼性」を追求し、最善を尽くす企業づくりに取り組んで参ります。
今後共、宜しくお願い申し上げます。