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「遊郭」の遺品整理

 90代のおば様が亡くなられたので、姪御様より依頼をいただきました。現場は下町の築70年を超えた三軒長屋風のお宅でした。1階は倉庫として利用され、2階の居間には50年以上住まわれていて一人暮らしの割には家財は多めでした。見積もり段階では押入れや物置の中は扉を開けられず、中を確認することはできませんでしたので多めに見積もり、作業当日は2tトラック2台で伺いました。
 作業をすすめていましたら、真空管ラジオ、小ぶりのちゃぶ台、火鉢、三味線、裸電球など昭和の時代をほうふつとさせる品々が出てまいりました。

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Before

 家財の搬出も半分を越えたころ、ようやく物置の扉をあけましたらそこは1階につながる階段でした。階段を降りたところは板が打ちつけられ、照明もなく真っ暗やみでした。何があるか分からずに照明をあてたところ、なんとびっしりとモノが詰まっていました。お客様に了承いただき、急きょトラックを1台追加手配をいたしました。
 ほぼ搬出を終えたころ、故人とは50年来のお付き合いだという長屋の隣にお住まいの御主人がいらっしゃいました。話を伺ったところ、この住まい近辺は昭和初期は赤線だったそうで、家の造りも遊郭を改造されたようです。戦火を免れて残った長屋には落語の郭ばなしにでてきそうな雰囲気を醸し出していました。よく見ると部屋はかつて3つに区切られていてそれぞれの部屋が客室だったそうです。間仕切りのふすまの戸板にはキリで開けた穴があいていて、そこから情事をのぞいていたそうです。何とも貴重なはなしを聞くことができました。

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After

本日の作業ですが、2tトラック3台、作業員4名、作業所要時間5時間でした。

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