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遺品整理士協会の実務セミナー講師を勤めました。

takada_120px 9月13日(金)のことですが、ご依頼者様よりご理解をいただき、実際の遺品整理現場に受講生7名に来ていただき、私が講師として実務セミナーを行いました。

遺品整理士認定協会の実務セミナーの受講生に対して、事前に「遺品整理業務の心得」と題した資料を渡しました。
受講生7名中、1名は遺品整理業務を行っているが、他の6名は未経験者と言うことで、実際の作業を行う前に「遺品整理業務の心得」を知っていただく必要性がありました。

ネクストの遺品整理業務の心得

必ず「ご依頼者様の立場」になって物事を判断することが必要です。

  1. 自分自身に対する甘えは一切捨ててください。
  2. 遺品整理は不用品回収の延長ではありません。
  3. 遺品整理の作業はポジション配置がとても重要です。
  4. 遺品整理で重要なものを処分してしまっては、取り返しがつきません。
  5. 作業する上で、マテリアルリサイクルを意識した分別いたします。
  6. 搬出後は次の方が入居できるように清掃もいたします。

自分自身に対する甘えは一切捨ててください。

例えば、何年も遺品整理業務を経験している方も、初めての遺品整理業務を経験している方もご依頼者様(お客様)にとっては、どちらも同じプロと判断いたします。
そのため、ご依頼者様(お客様)に対して「私は今日は初めてだから・・・」という言い訳(甘えは)は一切通用しません。
例えば、セミナー体験者であってもご依頼者様の遺品に触った時点で、ご依頼者様はプロとして判断します。
当然、セミナー体験者は経験が浅い事は私たちスタッフも重々承知しておりますが、ご依頼者様(お客様)にとっては、こちらの都合を加味してくれるものではありません。

遺品整理は不用品回収の延長ではありません。

他の業者の方が価格は遥かに安く、作業員の人数も少なく、作業時間も短い見積りとご依頼者様に比較されるケースもございます。
結論から申しますと、少ない作業員と短い作業時間では確かに安い見積金額を提示できます。
但し、作業時間と作業員が不足しており、貴重品捜索などを含めた遺品整理サービスは、明らかに実行不可能と判断されるケースがほとんどです。

しかし私たちは遺品整理の業者です。ご依頼者の大半が単なる片づけでなく・・・
「家の権利書」「生命保険書」「賃貸住宅契約書」「通帳」「実印」「遺言書」「不動産売買契約書」「年金手帳」「株券」「金品類」または「思い出の写真」「手紙」
など何か重要なものや形見を探していただく、つまり遺品整理と言う手厚いサービスを望まれております。

作業中は各部屋に貴重品BOXをお作りして、こちらへ貴重品等を保管します。
当然、ご依頼者様のご要望に応じた作業を行うことが遺品整理であり、そのためには単なる不用品回収よりも多くの作業量が必要となり、その作業に見合った作業員は必要不可欠です。
ご依頼者様にとって遺品整理は、これら重要なものを探せる最後の機会(チャンス)です。
そのため、捜索をしながらの作業を手抜きすることは絶対にできません。

遺品整理の作業はポジション配置がとても重要です。

遺品整理はチームワークで仕事を行います。
野球やサッカーなどのスポーツと同じように、作業中のポジション配置はとても重要です。
遺品整理の未経験者は最初、「庭の片付け」「玄関回りの片付け」「台所の片付け」から遺品に触れていただきます。
これらのポジションは重要なものが発見される可能性が少ないため、初心者向きのポジションと言えるでしょう。
反対にベテランのスタッフは、「寝室」や「居間」を作業いたします。
「寝室」や「居間」などは、貴重品捜索などで重要なものを発見されることが多く、遺品整理の経験が浅いスタッフに任せられるポジションではありません。

またご依頼者様から指摘されないものでも、スタッフ個々の判断で、とても重要と思ったら、各自の貴重品BOXに保管して、最後にご依頼者様にご入用なものかどうか確認していただきます。
この際、経験が浅いスタッフの場合、実際に重要なものを捨ててしまったり、または明らかに不要なものを重要と判断してしまったり、ご依頼者様の期待に添えない仕事ぶりが多く目立つ傾向にあります。

遺品整理で重要なものを処分してしまっては、取り返しがつきません。

初めての作業経験でも見落としは許されません。
かと言いまして、ゆっくりとのんびりと作業されても予定時間には仕事が終わりません。
遺品整理は確実性とスピードが求められます。
これらの実行力があるスタッフのみが不用品回収ではなく、「遺品整理」の業務を実行できるとお考えください。

作業する上で、マテリアルリサイクルを意識した分別いたします。

※基本的には、段ボール箱詰め、ビニール袋詰め、そのまま搬出の3タイプですが、13種類以上に分別いたします。
分別方法は、その会社の地域または、契約している処分場に合わせる必要性があります。
ここで一番の注意点は、ライター・マッチ・花火・ガスボンベなど火災の原因にする品を、絶対に混載してはいけません。
また比較的、年式の新しい電化製品などの買取品は、毛布などで梱包いたします。

搬出後は次の方が入居できるように清掃もいたします。

同業者の大半が、搬出後は「床の掃き掃除と掃除機掛け」による20~30分程度の簡易清掃で作業は終わります。
しかし弊社では、90分~120分程度の時間で、「床の掃き掃除と掃除機掛け」以外に「水回りの清掃(キッチン・トイレ・風呂場)」を清掃いたします。
できるだけ故人様が住まれていたお部屋を綺麗な状態にして、故人様をお見送りさせていただきます。
そして次の方が入居できる清掃を行います。

もちろんセミナー受講生も制服を統一しました。

「遺品整理」はかなり制服が重要な要素と考えております。
実は親会社が産業廃棄物処理業務だったこともあり、遺品整理業務の開業当初は「(親会社と同じで)普通の作業着で良いのでは?」と言う意見も社内からありました。
そこで私は大反対しました。

なぜなら「遺品整理はゴミ屋の仕事とは違います。だからゴミ屋(産業廃棄物処理業務)と同じような、または似たような作業着では、どれだけ丁寧な捜索をしながらの遺品整理作業をしても、ご依頼者から見たら単なるゴミ処理に見えてしまうでしょう。」と発言して、ネクストは現在のポロシャツの制服になりました。
したがって帽子の着用も同じです。危険を回避する理由だけでなく、スタッフ全員が統一されてませんとご依頼者様から見て、きちんとした遺品整理の作業に見られません。

そのため、今回のセミナー受講生はこの日に限り、帽子も含めてネクストの制服を着用していただきました。

遺品整理現場のセミナー終了後は、弊社の倉庫へ来ていただきました。

実際の現場にて遺品の整理を行った訳ですが、作業後は受講生全員が弊社の倉庫へ来ていただき、倉庫内を見学しながら「遺品の行方」を説明させていただきました。
またミーティングルームでは、実際に遺品整理業務に関する質疑応答もございました。
今回のセミナー受講生の多くが遺品整理の実務経験が無いため、実際の遺品整理の作業に関する質問が多くございました。

そこで私からの提案で、実際の遺品整理の作業をさせていただく為には、何をどう行動しなければならないのか?
セミナー受講生へ結論の出ない課題を考えていただきました(^^;)

「遺品整理士(遺品整理人)」は「集客士(集客人)」でなければならないと言うことが私の考えです。
実はこの点にフォーカスされている遺品整理士(遺品整理人)は非常に少ないため、多くの遺品整理会社が集客で苦労されていると思われます。

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